母のクモ膜下出血 1(発症)
このブログが少しでも参考になればと思い、病気の経過を書きたいと思います。
H24年7月現在、全ての手術は終了。麻痺も無く、リハビリに励んでいる毎日です
4月23未明、実家の長崎より緊急連絡があり
『母が倒れて、緊急搬送された。一時心肺停止状態…』とのこと。
23日朝に再度兄よりTEL
『今は意識が戻ったが、クモ膜下出血だ。もしものコトがあるから、帰って来い』
血の気が引くとはこのことでした
高速を飛ばして広島から長崎へ着いたのは13時過ぎ。
ICU室内で容態は安定しており、麻酔で眠らされてる状態
自発呼吸できる程度の軽い麻酔状態なのか、出血したことで激しい頭痛が頻繁に起こるようで1分おきに苦痛で顔が歪んでいます。
見ていて涙がこぼれそうになるが、グっと我慢。
病院へ運ばれてきた経緯ですが、別の病院でギックリ腰で入院してた際にクモ膜下出血が発生。
トイレで気分が悪くなり、呼び出しボタンを押した状態で倒れていたとのコトで幸いにも発見も早く、脳神経科がある病院への搬送も素早くできたそうです。
また、脳神経科の病院も隣町でしたので処置が早かったと思われます
まずは『クモ膜下出血』とは… ※引用
脳の表面は薄い透明の膜(クモ膜)でおおわれていますが、この膜と脳との間には少し「すき間」があります。これを「クモ膜下腔」といい、普通は水のように無色透 明の液体(脳脊髄液)で満たされています。何らかの原因でこの「すき間」に出血したものが「クモ膜下出血」です。その最も多い原因は「脳動脈瘤の破裂」です。
脳動脈瘤とは、血管の分岐部に出来る風船みたいなものらしいです。
この風船が破裂して出血することが、どうやら『クモ膜下出血』らしい

※破裂する前の状態であれば、上の様にクリップを挟むことで比較的簡単に処置が出来るそうです。
最初の破裂で1/3の方が亡くなる病気とのことですが、母はなんとか乗り切った
現在は破裂した脳動脈瘤からの出血は止まっていると医師より説明がありました。
再破裂を防ぐため、脳の活動を最小限にする様に麻酔を掛けて血圧上昇を抑える処置がされています
さらに再破裂の可能性も一般的に高い確立で発生し、その場合は最悪のケースになる可能性大とのこと。
私が病院に到着した時点で、検査により脳動脈瘤の場所は特定されてました。
しかし脳動脈瘤の場所は一般的に出来る場所よりも奥にあり、難しい手術になるとのこと
夕方からの手術で、集まった兄弟・親戚一同祈るような気持ちで手術室へ送り出しました。
クモ膜下出血について参考になったHP
①
②
③
| クモ膜下出血について | 13:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
DAN(11/28)
タケチャンマン(11/26)
DAN(05/07)
タケチャンマン(05/06)
DAN(02/05)
タケチャンマン(02/01)
DAN(12/26)