14歳と9ヶ月

8月に入ってからは完全に歩けなくなり、首から下が麻痺状態
歩けなくなったのは腫瘍が脳へ影響して運動機能がなくなったものと思います。
でも首から上は元気で、ごはんも毎日ガブガブ食べるほど元気でした。
体が動かないので、顎でフニフニしながら前に進むくらい歩きたそうです


こんな状態でも尻尾はフリフリ、ウンコ出す合図の時はピーンと上向きになります
そして、痴呆が入ってたので昼夜逆転、夜中に吼えるので安定剤を飲ませてしのいでおりました。

自分で体勢を作れないので、落ち着く体制を探した結果
頭に保冷材乗せると気持ち良さそうにスヤスヤ…
1年半前に上顎へのガンが発覚、放射線治療と抗がん剤治療をやりました。

放射線治療を数回やった後は皮膚が剥がれ落ちました。

動物の回復力は凄くて、2週間くらいで皮膚が再生しました。
その後、長崎の病院で抗がん剤治療。
数ヶ月続けましたが、副作用で異常行動がでたので今年3月にやめました。
理由は、ガンの進行を多少抑えられても、進行するのには代わりありません
病院へ行くのも恐怖でストレスですし、犬らしく最期を迎えさせたかったのです。
大きな決断でした
ガンはオデコへ広がり、野球ボール程の腫瘍ができました。

こんなに大きくても亡くなる前日までは普段通りに過ごしてたんです。
夜から安定剤飲んでも吠え続け、朝方やっと落ち着いて寝始めたので安心して出社しました。
目が覚めて、嫁さんがご飯をやっても食べないので病院へ連れて行こうと車に乗せてる腕の中で亡くなったそうです。
亡くなった姿を見ても寝てる様にしか見えません。
14年半と長いような短いような時間でしたが、何処へ行くにも一緒でした。いつも一緒でした
穏やかな性格で柴犬らしくありませんでした。でも内弁慶でした。
サーキットではいろんな方に遊んで貰えました。
色んな所へ旅行へ行ってマーキング、縄張りは日本全国でした。
病院へ何度も通い、ストレスだったと思いますがよく頑張りました。
痴呆が入ってからは良く噛まれました、痛かったです。


書いてて涙が止まりません
最高の家族でした

ありがとうね
| 黒柴ひつじ | 23:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
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